第2回『SO!今月の顔』
6月より、当SO!テナントブログでスタートした『SO!今月の顔』(SO!に関わる多才な起業する人々の素顔を紹介するコーナー)、第二回目の今回も、(有)麻布小寅堂の伊藤マリさんの取材で、SO!Oomori在住のグラフィックデザイナー:スタジオジェット『三和光彦さん』をご紹介して頂いた。
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意識的な集中勤務でプライベートも確保
三和光彦さん(29歳)
グラフィックデザイナー、スタジオジェッツ代表
CDジャケットにDVDのパッケージ、コンサートのパンフレット、ポスターに新聞広告……。たいていの紙媒体は何でもこなす。
得意分野は映画関係。雑誌「CREA」が毎年企画する映画特集では何ページにもわたる広告特集を2年続けて担当した。大手レンタルビデオ店に張り出されたキャンペーンポスターで、彼の作品を目にしている人は決して少なくないだろう。
なかでもDVDパッケージを手がける仕事が最も多い。つい最近手がけたジャケットは、雪山で遭難する飛行機のデザインだった。雪山に突っ込む飛行機、飛び散る雪、渦巻くような吹雪、炎上する炎、空に走る稲光……。
この1枚のために、ざっと300枚の素材写真が使われていると聞いてビックリ。だが、パソコン画面での作業を見せてもらって納得した。吹雪いている雪も、飛び散る雪も、炎も、背景も、それぞれ効果的な形や向きを考え、それにかなった素材が莫大な写真データベースの中から選び出されているのだ。そして必要な部分を取り出し、組み合わせて一つの絵を作り上げていく。いわゆる合成といわれる作業だが、どんな素材を用いるのか、そのうえでどんな絵にするのか、デザイナーのセンスと腕が問われるところだ。
「全部、会社でおぼえました」。独立前に2年間勤務した映画専門のデザイン会社では、「本当に仕事ばかりしていた」。月450時間労働で、休みは2日だけ。でも、デザイナーとして必要なスキルはそこで身につけた。
本来の担当は合成ではなく、どこに文字入れをするかといったレイアウト部門だったが、同僚の仕事を見ながら覚えていった。グラフィックデザインなら一人で何でもできるのが強みだ。
グラフィックデザインのノウハウを伝授する本に何度も執筆していることからも、その技量は分かる。
名古屋市出身。知人から譲り受けたMacパソコンを手にしたことや、CGを駆使した映画「ジュラシックパーク」に触発されて、高校を卒業して東京のデザイン専門学校へ。20歳で就職したが半年で「卒業」。しばらく自由な生活をした後、「このままではいけない」と、22歳で映画専門のデザイン会社へ再就職。独立して個人事務所スタジオジェッツを開いたのは24歳のときだった。
月2回しか休めなかった会社員時代の反動か、今はプライベートな生活を大切にしている。週3、4日集中して働くと、後はなるべく出社せずに趣味の時間にあてるようにしている。シガーバーでコーヒーを飲んだり、釣りに行ったり、社会の動きにも敏感でいたいと為替や先物取引の勉強もする。そういった時間を持てるのも、集中して働くことによる実績と、それを許す環境があってこそ。
SO!Oomoriにはオープン間もなくの2005年3月から入居。他のオフィスもいろいろと見たが、移る気にはならなかった。「SO!グループの交流パーティーやイベントなどもあって、自然と人脈が広がっていく。ただ場所と机を貸しますだけじゃない部分がいいですよね」
間もなくSO!グループに新しく四谷オフィスが仲間入りする。中野にある自宅からより近くて自分の時間を確保しやすい「SO!Yotsuya」に入居者第1号として引越しする予定だ。
投稿者 kitamura : 2007年08月30日 00:05
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