| 仕事と生活 | 2008年10月04日 |
長屋の貸本「10月の新刊」
汐留長屋「貸本コーナー」 10月の新刊情報(と言っても、新しく加わった貸本と言う意味だが。。。)
SO!Shidome139にお越しの方は誰でも借りられるように、8月から事務局の室内から井戸端ラウンジに移動して設置した「貸本コーナー」の10月より新しく加わった新刊情報です。
江戸庶民の粋と人情をテーマにした「SO!長屋」では、皆さんにもその時代の市井で暮らす人々の生活や喜怒哀楽を知って欲しいと思い、当「貸本」も基本的には時代小説しか置いていない。その他の現代物やノンフィクションは、SO!事務局のオフィス内に一部陳列してあるが。
10月に追加された新しい貸本
■作家:山本一力 「だいこん」、「草笛の音次郎」、「峠越え」、「欅しぐれ」、「いっぽん桜」
■作家:池波正太郎 「江戸の暗黒街」
■作家:司馬遼太郎 「幕末」
■作家:火坂雅彦 「骨董屋征治郎手控」、「骨董屋征治郎京暦」
■作家:半村良 「かかし長屋」
■作家:城山三郎 「一発屋大六」
(時代物ではないが、最近読んですごく面白かったので、大家の独断で例外的に追加する)
大家の個人的なお薦めは、
□時代小説に馴染みのない女性にお薦めは山本周五郎。市井の人々に対する心やさしい描写は、乾いた現代の女性心に沁み込んでくる。
□江戸の仕事人の粋な仕事振りを生き生きと描いた山本一力の一連の作品は、現代の我々に、「商いの面白さ」とは何ぞやを伝えてくれる。
□男の生き様なら、池波正太郎。山本周五郎とのタッチの違いが面白い。
□京の骨董屋の独特の世界をじっくり描いた、火坂雅彦の作品群もなかなか面白い 。
□時代物に夢中になりすぎて、一息入れたい人にお薦めは、城山三郎の「一発屋大六」
その他、私が時代小説にのめり込むキッカケとなった細谷正充編集の「江戸の商人力」、独特のタッチで江戸の町と人を描き出してくれる藤沢周平の一連の時代物、平成のベストセラー作家と言われている佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸草紙」シリーズ、大川端を舞台に女性らしい目線で江戸の恋を描いた平岩弓枝の「かわせみ御宿」シリーズなどなど、読んでいるだけで江戸の町人や武家社会の生き様に心癒される小説が揃っているので、時代小説未経験者のあなたも、井戸端カフェにでもふらり立ち寄って、騙されたつもろで是非一度手にとってみて下さい。
きっと、嵌りますよぉ~!(笑)
投稿者 kitamura : 2008年10月04日 17:00
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