« 縁というもの~自然がいい~ | メイン | 「SO!寺子屋」一日無料体験受講会のご案内 »

カテゴリー:独り言 2010年04月21日

ヒット曲と鳩山政権支持率急降下報道に思う

坂本冬実の「♪また君に恋している」という曲が世代を超えて支持されヒット中のようだ。

この曲は、三和酒類「いいちこ」のテレビCMソングで、最近お茶の間によく流れているお馴染みの曲だが、元々は、2007年発売のビリーバンバンの同名楽曲のカバーらしい。

歌詞もメロディーも爽やかで、演歌歌手「坂本冬実」と焼酎のCMソングのコラボがなかなか良い。今のこの不況下と言う時代背景にマッチしているように思われる。小雪で人気の『♪ウィスキーはお好きですか!♪』のCMと対をなして良い曲であり、CMである。

世代を超えてヒット中と言うのも納得である!

 

一方、お酒のCMソングと比較するのはどうかと思うが、逆に人気急下降と言うのが、民主党鳩山政権の支持率である。去年の8月、自民党から政権交代により誕生して以降、8ヶ月で大幅に支持を下げていると、最近盛んにマスコミが報道している。内閣支持率と民主党支持率の合計が45%程度なのは、あの自民党の森政権や麻生政権と同様に政権末期の症状だとも報道している。

日本の国民やマスコミは、政治を、政権運営を、今なお、タレントの人気投票のごとく思っているのかと、私などは、この連日の「支持率急降下」を煽るような報道に違和感を感じる。と言うか、はっきり言えば、愚かなことと情けない気持ちである。

既に森政権のときから始まった自民党の凋落現象を、5年前、郵政改革を掲げたパフォーマンス選挙で大勝した小泉長期政権に淡い期待を抱いた国民は、その後の3代に渡って、自民党に政権運営を委ね、『もう、いくらなんでも自民党では駄目だ!』との思いで、昨年8月の衆議院選挙で、政権交代と言う大きな決断をしたのに、それからたった8か月で、もう鳩山政権に対して「政権末期」の支持率を提示しているとは一体何なんだろうと、正直情けない!

普天間基地問題の対応が遅い、いや決断できない!マニフェストに掲げた政策が実行出来ない嘘つき政権である!経済が回復しない!などなど、政治報道すら視聴率を競う為の番組かと思うマスコミや評論家と一緒になって、国民も同調しているようなのが頂けない!

坂本冬実の~♪まだ君に恋してる♪~と言う歌に寄り添う余裕でもって、政権交代ばかりの鳩山さんをいま少し見守る余裕が何故持てないのか?と思うのである。

国民は、ひょっとして、政権運営を、政治を、あたかも家庭内のトラブルを解決する程度に考えていないか?国内の多くの政治課題だけでなく、外交上の、特に、これまで長期に亘って、経済も軍事も米国一辺倒で来た状況から、新しい日米外交の樹立と、それに合わせた日本の立場を真に明確にしようとしたら、普天間問題でも、現地の感情や経済、国内防衛問題、アジア防衛戦略など諸々の調整すべき問題が山積しているはずであり、半年や8ヶ月が結論を出ないと言って大騒ぎする話ではないと私は思う。

オバマさんだって、『Change』を掲げて黒人初のアメリカ大統領になった今、すべて公約どおりの政権運営が出来ている訳ではないだろう。その米国よりもっと複雑で微妙な民主主義国日本の行く末を決める政権運営はそんなに簡単ではない。それでも、新政権になって、社会的弱者救済などの格差是正とか、長年の政官財の癒着構造から脱皮は明らかに始まっている。

日本国民の皆さん、焦りすぎでは?

自分の仕事や生活上の問題を解決する事を思えば良く分かるはず。問題山積の中で利害調整を図りながら結論を出すことは、他人事で批判している時のようには簡単に行かないということが。

♪また君に恋している いままでよりも深く ♪まだ君を好きになれる 心から♪

この大変革が期待される難しい局面の中、鳩山政権に恋したり、好きになれなくても、我々個人が、こんな歌詞で癒されたいと思う同程度に、鳩山さんにも、時に温かく見守ってあげて欲しい!

5年前のパフォーマンス政治に踊らされてその結果がもたらしたものが何だったかを知った我々は、政権交代によって新しい社会や生活を選んだのではないのか?それから間もない時期に、マスコミその他に踊れされるかのごとく、もう、次の政権交代を望んでいるとしたら、あまりに愚かなことで、それこそ日本の国は末期現象を呈するしかない!

科学技術の進歩と物質の豊かさを一途に追いかけてくれば良かった戦後60年と違って、今からの社会は、まさにまったく新しい価値観(心の豊かさ志向など)の時代に入ってしまったのだと思う。

その意味で、我々一人一人が、どんな社会を希望し、その為に今後は何を大切にして、何を捨て去るのか?他人任せではなく自分のこととして考えなければならない。マスコミと一緒になって高みの見物で、評論家面して政権批判ばかりしている場合ではないと、最近のマスコミ報道を見ていて私は情けなくも悲しくなるのである。

 

投稿者 kitamura : 2010年04月21日 00:30

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sharing.ne.jp/blog/mt/mt-tb.cgi/1051

コメント

コメントしてください




保存しますか?