| カテゴリー:独り言 | 2009年05月05日 |
党内の小沢代表辞任論に一言
楽しいGW期間向きの話題ではないが、民主党内で燻る「小沢代表辞任論」に一言。
3月の小沢民主党代表の秘書逮捕事件から1ヶ月以上がぎた。
その間に、解散総選挙の話題もどこへやら、瀕死の様相だった「麻生政権」の支持率も徐々に回復、並行して、沸騰していた「民主党への政権交代」熱も何となく冷めてきた感がある。
小沢代表秘書逮捕報道の時に、当オフィスブログでも触れた通り、この逮捕事件は、政権交代が現実のものとなる事を危惧した検察権力の「国策操作」だという一部有識者や検察OBの意見もあり、私自身も、あくまでも勝手な直感だが、その可能性が高いと感じていたが、この1ヶ月余り、上記の「流れ」を見ていると、もし、検察が本当に国民やマスコミの政権交代の「流れ」を阻止する目的で小沢代表の秘書を逮捕したとしたら、あざやかな政治的演出(作為)ではないだろうか?
「郵政民営化」を金科玉条のごとく叫びながら、時の衆議院選挙で300議席を獲得した小泉総理の演出が公衆の面前でのオープンなパフォーマンスだとしたら、今回は権力による隠れた「演出」であるだけに、かなり後味悪いものである。
それでも、選挙は国民の一票で決まるので、いかに「演出」が上手くても、国民さえ各自のゆるぎない視点を維持していれば問題はないのだが、その後の各社の世論調査を見ていると、やはり逮捕前と逮捕後には大きな変化が出ているのは、個人的に残念である。
小沢民主党代表の政治資金の集め方が良いのか悪いのか?その点で潔白なのかどうかは、私自身も確かに「問題なし」とは考えていないが、それと、今の政治状況や社会システムをこのままにしておく事とは別問題であると考えているだけである。
日本が戦後の復興を一応遂げた1980年以降、先進国が進めてきた力の政治や物質中心の生活の行方は、地球環境や資源問題だけでなく見直さざるを得ない時期となっているのは明白であり、昨年からのサブプライムローンに端を発した世界経済不況は起こるべくして起こった事件であり、オバマ米国大統領の誕生も同様な「必然」ではないだろうか?
従って、日本の政治状況に於いても、今のこの時期、このタイミングが重要なのである。
そこに、小沢一郎の政治資金問題という、あえて言えば「小さな問題」の為にこの重要なタイミングを逃すような事態になるとすれば、このことこそ重大問題ではあると思う。
『木を見て森を観ず!』
「それだけは止めようよ!」と言うのが私の意見である。良い喩えではないが、味噌もクソも一緒にしないで欲しいと言う事である。
そんな中で、民主党党内では、「小沢代表辞任論」が姦しいのは、いささか情けない!相手が仕組んだ策略に「まんまと嵌る」。それでは戦える集団にはならないではないか。地元の選挙民から「小沢辞任要求」が湧き上がっているから代表を変えると言うなら、自民党が福田さんから安部さん、麻生さんへと総理をコロコロ変えて来たのといささかも違わないではないのか?
森元総理から小泉さんに代わって大勝利した後の自民党内やその政治的実績を観ていれば、一時的なトップのすげ替えは単なる目先を変えるだけの話で、熱が冷めれてみれば(メッキが剥げれば)、状況は旧態依然かさらに悪くなっている事は、身近な事実として我々が知るところではないのか?
耳障りの良い言葉での「構造改革や政治改革」はもうこの辺で打ち切って、世界的に問題が山積している時期、これから日本はどんな社会を目指して行けば良いのか、世界に何を発信して行けば良いのか、それが重要であり、この段階で、単に国民受けする「代表交代」によって、政権交代を図ろうとする民主党内や一部の支持者の考えは愚かであり、どこか「本末転倒」と言えないだろうか?
「政治資金規正法問題」程度でガタつくなら、最初から小沢一郎などを代表に選ぶな!
同時に、「官僚支配政治の打倒」と言う、自民党と大きく違った政策の実現を本当にめざすなら、少々国民の批判を受けても、政権交代するまでは、自分達で良いと思って選んだ「豪腕政治家」と心中する気持ちで戦うしかないだろう!
それで負けたら、それが、現在の国民の考え方だと思って、次のチャンスに出直しを考えれば良いではないか?と私は思うのだが如何だろうか?
あのアメリカまでが、オバマ大統領を擁して変革しようとしている「政権交代必然のこの時期」に及んで、身内の中から、戦力ダウンの「代表辞任要求」で揉めているのは、敵を利するだけの情けない話だと、私は民主党議員各位に言いたいのである。
投稿者 kitamura : 2009年05月05日 15:20
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