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カテゴリー:独り言 2009年04月12日

オバマの核廃絶演説に思う

先週4/5、オバマ米国大統領が、チェコのプラハで「核のない世界」の実現に向けての演説を行なったと言う。

共和党の前ブッシュ政権が象徴するように、平然と「先制攻撃」を主張し、Rpwer Politics(武力外交)を推し進めてきた、アメリカ大統領の演説内容とは信じられないような話である。この演説を聞いていると、良くも悪しくも、改めて、アメリカはすごい国だと思わざるを得ない。

この演説内容に、広島・長崎の被爆者団体が、「核廃絶に向けての二度とないチャンスの到来」と大歓迎!(asahi.com)なのは良く分かるし、民主党の岡田さんも、自身のブログ「岡田かつや TOLK-ABOUT」でも、「米国大統領が、世界で唯一の核使用国として、自国の道義的責任に言及した」と言う意味で、歴史的演説だと大きな評価をしている。

しかしながら、思いの外、日本のマスコミはこのオバマ演説を大きなニュースとして取上げていないような気がするのだが、どうなのだろうか?

先週は北朝鮮のミサイル打上げ報道で忙しかったというのかもしれないが、『小澤一郎は辞任すべきかどうか?』など一連の小澤報道や、世論調査報道に比較したら、あまりに報道のインパクトが弱いのではないかと、私には思える。ひょっとして、単なる「米国大統領の外遊先の演説」程度にしか考えていないのではないだろうか?

もっとも、フランス政府の内部文書では、このオバマ米大統領の「核廃絶宣言」を単なる海外でのイメージ戦略過ぎないと批判している、とも報じられてはいる。(毎日JP

勿論、イメージ戦略と言う面も否定は出来ないかもしれないが、それにしても、あれだけ、堂々と、政治でも経済でも「力による政策」を推し進めてきたアメリカの『大統領』が、良くぞ、あそこまで宣言したという事は大きな問題であり、驚きであった。

バラク・オバマの「We can Change」の雄叫びは、単なる選挙の票集め用のものではなく、本気で、アメリカを「武力による世界統治から、協調による世界の共生」に向けて、新しいリーダーとして「CHANGE」しようと言う真摯さが感じられる、この108度の政策転換には、多くの日本人も、今一度、若きオバマ大統領に期待してみたいと言う気がするのではないだろうか?

勿論、「これらの政策転換」には、大変な困難な現実的課題がたくさん待ち受けているだろが。。。

 

政治は現実的・具体的な結果の世界であるが、憎しみ合いや殺し合いが絶えない今の混沌とした世界では、そのリーダー国アメリカに、『強き良き理念』がなければ、どうにもならない状況となっている。

そして、この理念に基づき、オバマ大統領が具体的な行動をいち早く進めてくれるなら、たとえ、従来同様、日本はアメリカ追随国であったとしても、アジアやアラブなど、日本とに関係が深い世界各国からも、前ブッシュ政権時代とは、まったく違った評価を得られるだろう。

 

 

投稿者 kitamura : 2009年04月12日 12:00

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