| カテゴリー:時事 | 2009年03月13日 |
小沢一郎秘書逮捕に思う
小沢民主党代表の公設秘書が逮捕されて10日経ったが、この間、「代表辞任すべし!」だの、「民主党支持率急降下!」だの、「国策操作だ!」、「選挙妨害だ!」のと、検察の情報操作だと言う意見も含めて、連日マスコミ各社の報道が続いている。(今日当たりは、大分静かになってきたみたいだが)
色々なマスコミ報道や、コメンテーターの各意見を聞いての、私の個人的な思いは、検察の嫌疑である「西松建設のお金と知りながら、政治献金を受けた」という話や、「その献金額の振り分けに、逮捕された大久保秘書が関わっていた」という話は、恐らく事実だろうと思われる。
しかし、それが本当であっても、巷間言われているように、『総選挙の直前の時期に、新しい政権党の党首になろうかという政治家の公設秘書を事情徴収もなく一気に逮捕する』という事は、捜査当局に何か特別なる事情が存在するという事もあり得る話だと言う気がする。
秘書逮捕の報道前のまま総選挙が行われれば、恐らく「政権交代」という状況の中で、従来までなら逮捕までは行かないと言われる、「資金提供元がどこかを知っていたのか、知らなかったのかと言う嫌疑」で、一気に逮捕したのは、自民党支援と言う事より、自民党が政権の座からすべり落ちるた時、自分たち検察官僚にとって相当都合の悪い事態の発生を予想し、政権交代、とりわけ、小沢一郎率いる民主党政権への交代は阻止しなければならないと言うことではないのだろうか?と思う。
政治家は、官僚と違い、当然ながら選挙で国民の審判を受ける立場であるし、又、これだけマスコミや国民の目がある今の政治状況下、小沢一郎の政治資金集めに大いなる不正や疑惑があるのなら、良識ある選挙民が判断して落とすなり、民主党内の良識で以て党首交代をすれば良い事である。
勿論、法治国家であるから、犯罪事件や犯罪者を捜査したり逮捕することは当然の事だろうが、日本がこのような悪しき状況の中、可能性を求めて今まさに何十年振りかの政権交代が生まれようと言う時期に、ねらいを定めたように、軽微な嫌疑で政権党党首になろうかと言う政治家の公設秘書逮捕に踏切ったのは、何かの隠された意図があると思うのが自然であり、我々一般人の常識的な判断なのかもしれない。
個々の官僚に対しても一般の国民は手出しが出来ない訳であり、ましてや、巨大で不透明な検察組織が考える策略に対して、我々ははまったくなす術がない。そんな状況下で、権力そのものの検察官僚が、十分な説明もなくマスコミ各社を使って、あたかも「大事件」のように、一種の情報操作を繰り返しているとすれば、これは一大事どころか恐ろしい事態である。
政治とはそんなものだと、気楽に見過ごしている訳にはいかないだろう。現在の社会状況が如実に示すように、政治は我々の日々の生活に直結したものであるから。
この状況の中で、我々国民は何を優先すべきか、マスコミ報道を鵜呑みにするだけでなく、政党や政治家を選び、裏で動く官僚組織にも十分目を見張って行かなければならない。そうでなければ、現在の弱肉強食の格差社会は益々ひどくなるばかりである。
自民党を支援している人、民主党やその他の野党を支援している人、どこの政党や政治家を支持しても人それぞれで自由だが、国民には良く見えない官僚組織による情報操作やマスコミのプロパガンダ的報道に迷わされることだけは、絶対避けなければならない。それは我々国民の敗北を意味するから。
政治は、権力を有する者と一般国民の闘いであると言ってもよい。
そして、具体的な権力を有しない一般国民の武器は選挙しかない。政治家は基より、国民が望む行政を行ってくれる官僚をある意味管理出来るのも、我々が選挙で選ぶ政治家である。簡単に情報操作されたり、小泉郵政選挙のように、マスコミの煽られ、気楽に「お祭り騒ぎ」に参加していては、その苦渋の結果は、我々の現実生活の中で引き受けなければならない事を知っておきたいものである。
投稿者 kitamura : 2009年03月13日 12:20
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