| カテゴリー: | 2007年12月09日 |
SO!が考える、シェアオフィス
「SO!」がめざしてきたのは、ビックリマークのシェアードオフィス
入居者同士が、又、外部の施設利用者が、自然に交流し、コミュニケート出来るような、シンプル、かつスタイリッシュなシェア(共有)施設を作ろうと、4年前にスタートしたのが、SO!のシェアードオフィス。
このようなオフィスの共有形態は、最近は、「シェアオフィス」と呼ばれることが多いようだが、もう少し広義では、「レンタルオフィス」という呼び方が一般的である。但し、私見では、レンタルオフィスとは、必ずしも共有形態(シェア)を意味していないように思う。文字通り、オフィススペースをレンタル(貸し借り)する場所であり、オーナーサイドから言えば、小分けしたスペース(空間)を「貸し出す」事を第一義にしているものであろう。従って、シェアオフィスに於ける、メンバー同士の交流という要素は余り重視されているとは思えない。
そんな中、SO!はオープン当初から、既存のレンタルオフィスとは違った方向をめざした、些か風変りなオフィス形態であると思うが、そんな「SO!」も既に丸4年経った現在、SO!の利用者や、これから利用頂ける方々に対し、SO!が何を考えながらこの共有施設(シェアードオフィスや貸し会議室)を展開しているのかを、実態以上の過度な評価や、或いは誤解を頂かない為にも、今一度、運営者としての基本的な考え方を記したいと思う。
先ず、前述した通り、SO!という共有オフィスは、単に小分けしたオフィススペースのレンタルをめざしていない。ビルオーナー等の資産所有者なら兎も角、そのような資産を所有していない当社のような会社が、単に小分けしたオフィススペースのレンタルを継続して行けるほど、昨今のビジネス環境は甘くはないと認識している。
個人事業主や法人にとって、SO!より条件が良さそうな、自称「シェアオフィス」や、レンタルオフィスも、最近では色々出来て来たようである。さらに、通常のオフィスビルの賃借を含めれば、オフィス利用者の選択肢はもっと多い。最近は、豊富な資産をベースにした同業者も多く、それらの施設運営者と競い合う形で、SO!が高い評価を受けるようにするには、独自の「強み」がなければやって行けないのは当然である。
では、何が「SO!の強み」なのか と言うことになるが、簡単に言えば、SO!では、「仕事をする場(ワークプレース)としての機能全体」(ハード)と、利用者同士の日々の交流やビジネス協働などのソフト面を、運営者および利用者双方が協力しながら上手く共有出来る、一種のビジネス広場である点だと考えている。その事を、時に、『SO!は江戸長屋的共生』だと言ってみたりしている。(現在の入居者の中には、そんな事はない!と思っている人もいると思うが、これは運営者としての、「想い」である)
SO!は、何もかも「運営管理者におんぶに抱っこ」する施設ではなく、原則、、利用者の自己責任によって、周囲の仲間と協調したり協働して行く「ビジネス広場」をめざした場である。そういう意味で、単にオフィスを自社のビジネス拠点としてだけ考えている方々には、SO!より適した、便利で安心なオフィスはたくさんある。
勿論、SO!施設内でのビジネス協働(コラボレーション)と言っても、すぐ傍らに自社のクライアントがいるという単純な図式はないが、どんなビジネスでも、クライアントは重要であるが、当然に、有能なスタッフも必要な訳であり、その有能なスタッフとなり得る仲間は、間違いなく身近にいるし、又、仕事のストレスを発散させる「飲み仲間」も手短にいる。 後は、各自の才覚で、どう上手く活用して行くかである。
何事も、プラス志向で工夫や努力をしなくては始まらないのである。
こんな風に、運営者と利用者、或いは入居会員同士が、日々自由に交流し協調しながら、ビジネスパートナーになったり、時にはクライアントになったりしながら、長屋的な共同体を維持して行こうと言うのが、SO!のめざす方向である。
但し、ここで問題になるのは
過度な期待や誤解のないようにあえて言えば、如何に仲良い長屋の住人同士であったとしても、『SO!長屋』は、自然発生的な町や村とも、長屋の大家と住人との家族経営や共同経営施設でもない、と言うことである。
運営者と利用者が運命共同体のような施設であったなら、逆に、利用者の方が「気が重い!」と、その不自由さに逃げ出して行くであろう、と思う。あくまでも、双方にとってもビジネスの場であるから、如何に心情的に協調していても、基本の部分では、双方が自己の判断と責任に於いて、独自に決断できるのでなければならない。それが出来ない関係では、単に『共依存関係』に陥ってしまう。
つまり、運営者としては、常にビジネス的収支と新しい可能性を考えながら、どのタイミングで、施設を拡張したり、移転したり、或いは又、閉鎖することさえも、判断して行かなければならないし、利用者は利用者で、如何なる状況に於いても、各自、自己責任の意識で対応を考えて行く必要がある。
そうでなければ、一方的な過度の負担と言う事態となり、自立した関係でのシェア(共生)と言うことが成立しない。
それは、知り合い同士でのルームシェアやオフィスシェアであっても、SO!のようなビジネスとしてのシェアであっても同じであると思う。唯、シェア施設をビジネスとするSO!のような場合は、権限と同時に、ビジネスリスクなどの結果責任は、運営者が一手に負うこととなるだけである。
投稿者 kitamura : 2007年12月09日 13:35
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