| カテゴリー:ビジネスする女性 | 2007年09月30日 |
SO!今月の顔「9月編」
SO!今月の顔「9月」は、活躍中の女性起業家:本村真理さんである。
今回も取材と記事は、いつもの通り、麻布小寅堂の伊藤マリさんにお願いした。
=氾濫する情報の中で意味ある情報を発信=
本村真理さん(38)
株式会社プライムタイム代表
「モノはたくさんあるのに欲しいものがない。なら自分で作ろう」
よく聞く話だが、目のつけどころで新しい世界が開ける。(株)プライムタイム代表の本村真理さんの場合は「情報」だった。
結婚して専業主婦をしていたときにふと感じたのがきっかけだった。「氾濫するくらいに情報はいっぱいあるのに、自分の欲しい情報はない」。巷には「主婦をターゲットとした」「30代女性向けの」「OLが好む」等々と銘打った商品や話はあふれている。でも自分の胸にピンとくるものは一つもなかった。知りたいことがあってインターネットで検索すると、情報はいっぱいあるのに本当に役に立つものを見つけるのには時間がかかる。出産して育児をしながらその思いは強くなった。
「私のように感じている人はきっと多いはず。そんな人たちに役立つ情報を自分が発信しよう」。年齢層は違っても、その時々に関心のあることや自分の置かれた状況や状態で欲しいモノは違うんじゃないか。海外旅行で考えてみても、年代や立場に関係なく女性は化粧品をよく買う傾向にあるし、また新しいものによく反応する。
題して「Situation Marketing」
それを基本姿勢に、2003年に会社を設立。設備投資をそう必要とはせず、また資本金の必要性もあまり感じなかったため、当時「1円会社」として知られていた確認株式会社の形でスタート。広告代理店業務や、「お受験ナビ」「週末農業ナビ」といった情報交換サイトの運営が主な業務だ。
広告代理店業務では旅行関係が多い。海外旅行者向けのパンフレットや資料に国際携帯電話や化粧品の広告を入れたり、秘境ツアーのパンフレットに女性向けの一眼レフカメラの広告を入れたり、ファミリー旅行のパンフレットに乳幼児の水遊び用紙パンツの広告を出したこともある。
「お受験ナビ」は2005年春オープン。周囲を見ると小学校受験の準備は子どもが2、3歳の頃に始まる。やはり確かな情報を得るのは難しく、デマ情報が独り歩きしていたりする。求められる情報は毎年同じ。経験者とこれからの人たちが正確な情報を交換できる場をと考えた。会員制なので変な書き込みや嫌がらせといった問題もなく、あっというまに優良サイトに成長した。
今力を入れているのが昨年11月にオープンした「週末農業ナビ」。都会に住みながら土いじりをしてみたい、子どもといっしょに野菜や草花を育ててみたい。そう考えるファミリー層や団塊の世代がターゲットだ。やはり、関連本はいっぱい出ているのに初歩の初歩の情報はなかなかないのが現状だ。親世代の充実した生活をサポートしたいという願いもあった。今後はデパートなどでのセミナーを企画したり、畑を貸す人と借りる人をつなげるマッチングシステムを取り入れたり、田舎ぐらしを応援する地方自治体の情報も発信できればと考えている。
開業と前後してSO!Shinbashiに入居。
「週末農業ナビ」サイトは、SO!グループの仲間に依頼して作ってもらった。SO!AkasakaやSO!Shinbashiのデザイン、システム会社の共同制作だ。「移動時間も不要だし、普段からの信頼関係が違うので、依頼するときの安心感も違う。思いついたことはすぐ相談できるし、いろんな意味でスピーディでした。違う会社だけれど“半社内”的な対応をしてもらえて大満足の仕上がり」
個人企業ながらも同僚がたくさんいるような、SO!という職場環境も気に入っているそうだ。
<略歴>
1969年生まれ、大学卒業後、KDDI、国会議員秘書を経て、2003年5月に(株)プライムタイムを設立。一児の母。自らも都内の自宅そばに市民農園を借りて週末は土いじりにいそしんでいる。
投稿者 kitamura : 2007年09月30日 00:08
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