| カテゴリー:雑記 | 2007年06月17日 |
加齢臭とオヤジさん
以前にも、当ブログで取り上げてみたが、今一度、中高年特有の臭いと言われている「加齢臭」についての雑感を書いてみようと思う。
フリー百科事典「ウィキペディア」の情報によると、「加齢臭」というネーミングは、200年12月に資生堂の研究所が、初めて、中高年特有の臭いとして名付けたものらしい。臭いの原因は20代や30代にはほとんどない「不飽和アルデヒドのノネナール」と言う物質らしい。又、その生成には活性酸素が関わっているともいわれている。
年齢を重ねるに従って活性酸素が多くなるのと、酒や煙草のマイナスイメージとおやじのイメージが重なって、 『加齢臭=おやじ臭い』となっているようだが、実際は性別に関係なく40歳以上になると、この「臭い」は大なり小なり出てくるとの事である。
ネットで「加齢臭」を検索すると、このような内容が色々説明されている。
私自身は、1年半前、美容や癒しのシェア施設「Beaut!Suidobashi」の運営を始めた頃、この「加齢臭」と言う言葉を知ったが、なるほど、街を歩いていたり、電車に乗っている時に、ふと、「妙な臭い」に出くわす事が結構ある。
そうこうしている中で、『あっ、この臭いが加齢臭と言うのか?』と気づく。
臭覚が並みの人なら、気をつけていれば、煙草のヤニ臭い匂いとも、強い体臭とも、或いは、強烈な汗の臭いとも違った『いかにも不飽和物質的な臭い』に電車の中や街中で出くわす事があると思う。我々の年齢になると、ふとした時に、自分自身の周りで同じ臭いを感じて、「あれっ~」とドキリとする事もある。
私が子供の頃、老人臭を意味する「年寄り臭い」と言う事は時々聞かされたが、最近のように、都心で生活していて、毎日どこかで、所謂「加齢臭」に出くわすと言うほど酷かった記憶はない。自然の中だと、老人臭も自然に溶け込んでしまい、大して問題でないのかも。
そんな意味では、加齢臭とは、まさに都市化された現代の臭い と言っても良さそうである。さらに言えば、「現代のストレス社会の産物」であるとも言ってもよいかもしれない。何故なら、私の個人的な感想では、如何にもおやじ臭いと言われそうな、脂ぎったオヤジさんよりも、むしろ生真面目そうな人の良いお父さんに加齢臭が多いように見受けられるからである。
愛煙家が「煙草を止めたから病気になならいとは限らないよ!」なんて、都合の良い話をするが、仕事社会や家庭生活の中であまり文句も言わず黙々と頑張っている「真面目なお父さん」が、その分ストレスを自分の中に閉じ込めてしまって、逆に会社の若い女性や家族から、 「オヤジ、臭いよ!」なんて嫌われた分には、まったく立つ瀬がないではないか。
いわゆる「ちょいワルオヤジ!」がさわやかなオーデコロンの匂いなんぞを振りまいていると言うのに!
そんな訳で、最近は、ネット上にも加齢臭の原因と対策サイトが用意されていたり、対策用サプリメントとかボディシャンプー等も発売されている。
しかしながら、加齢臭該当世代の一人として私はこう言いたい。
加齢臭対策に、酒や煙草の吸いすぎに気をつけたり、脂っこい食べ物を避け、臭い対策用石鹸やオーデコロンを使うなども悪くはないが、それより前に、会社や家族の為と言いながら自分自身のストレスさえ発散する場もないような生き方は止めませんかと。
長年、会社や家族第一で生きてきた責任感が強いオヤジさんこそ、もうそろそろ、「自分の人生を生きてみても罰は当たらないですよ!」と。
『貴方の生真面目主義が加齢臭の第一原因なんですよ!』と知ったかぶりをして言ってみたいのである。
投稿者 kitamura : 2007年06月17日 22:36
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